2025/11/20 (THU)

2025年度立教学院「新入職員研修 in 陸前高田」を実施しました。

立教学院では2013年度から、入職2年目の職員を対象とした研修を陸前高田市で実施しています。
今年は10月8日(水)~10日(金)に実施しました。

本研修は、職員研修の共通テーマである「立教を知る」を根底として、本学の基本理念である「共にいきる」ということを学ぶとともに、陸前高田市に生きる方々の仕事への向き合い方や生き方に触れることで、職員としてどのように働いていくのかを考えることを目的に実施しています。
今年度は、2024年度に入職した10名(新卒採用7名、中途採用3名)が受講しました。

初日は、東日本大震災津波伝承館で震災の被害状況やその後の復興状況、自然災害の恐ろしさについて学んだ後、パークガイドの案内で高田松原津波復興祈念公園内にある奇跡の一本松などの震災遺構を見学しました。
夜はNPO法人SET提供の「高田民泊」を利用し、一般のご家庭に民泊しました。民泊先でも各家庭で沢山ご馳走になりながら震災当時のお話しを伺ったり、これからの市のあり方についての意見交換をし、充実した交流の時間を過ごしました。
2日目は、今年度陸前高田市内の陸前高田高等職業訓練校に設置した立教大学陸前高田サテライトで本学卒業生の東海新報社社長の鈴木英里さんにご講話をいただき、ご自身の経歴や職歴をご紹介いただきながら、震災当時の状況や新聞社としての使命、仕事をするうえで大切にしていること、誰のために仕事をしているのかを自問しつづけながら日々働いていることなどについてお話しを頂きました。仕事で悩んだり迷ったときには本学の建学の精神である?PRO DEO ET PATRIA?に立ち返っているというお話しに、みなが聞き入っていました。その後、市内を散策し、お昼をとりながら今の陸前高田について知る時間を持ちました。

午後は、語り部の米沢祐一さんにお願いし、米沢商会ビルで、地震発生直後から救助されるまでの米沢さんの行動をなぞりながら、実際に難を逃れたビルの屋上まで登らせていただき、想像を超える津波の恐ろしさを追体験することができました。2日目の夜も民泊で過ごし長く濃い1日を終えました。
最終日は、立教大学陸前高田サテライトで一般社団法人トナリノ代表理事佐々木 信秋さんにご講話をいただきました。震災後に、あらゆる住民ニーズに対応するということで立ち上がった組織が、「地域のため」を主語として、他団体を巻込みながら地域全体で大きなうねりを生み出している様子を、「共生」というキーワードを軸にリアルな現場の話しも踏まえて情熱的に話てくださいました。職員は自分の今の仕事と重ね合わせながら、興味深く聞いていました。
その後、3日間のふりかえりを行い帰路につきました。
色々な背景や立場をもった方々からお話しを伺い、また、実際に体験?体感したことで、それぞれに新たな想いを抱き、職員としての働き方について深く考える機会となりました。受講者からは「「隣人のため」に仕事をする姿勢こそ、立教大学ならではの働き方であり、自分がそのような恵まれた環境で働いていることを再認識しました」、「私も陸前高田に定期的に赴き、かかわりを持ち続けたいと考えています」といった声が聞かれました。
ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

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